FC中井の簑島代表のご厚意でTRMにお誘い頂きました。いつも気にかけて下さいまして、ありがとうございます!
この日は前日の体調不良から復活したカンタを含め10名で参加しました。
1試合目の立ち上がり、相手の攻撃を受け、FWからの守備をせず、DF任せでバタバタしていましたが、最後のところまではDFがやらせず、後半にタカのスルーパスに反応したチカラがGKをかわしてGOAL。前日いなかったカンタがCBとして安定感を出してくれました。CBのコンビとしては、チャレンジのチカラに対してカバーのカンタといった感じで相性の良さを感じました。またカンタのCBとしての課題である、ビルドアップに関してもこの日は安定していました。
2試合目前半は、声出し、パスワークやフォロー、カバーの動きが最高と言っても良いぐらいで、全員攻撃、全員守備が出来ていて素晴らしかったのですが、後半、相手も良いプレーをしていましたが、全て消極的なミスからの失点で対象的な前後半でした。この試合は、LMFシュウト、CMFタカ、RMFカンタを試しましたが、カンタがここでも素晴らしい動きを見せ、シュウトも声やボールを呼び込むプレーやプレースピードが早くなり、充実したプレーをしてくれました。そしてタカに至っては、軸として動きながらのプレーや間に顔を出す動き、縦に急がず360°を使ったプレーが出来ていました。
3試合目は、2試合目と同じ布陣でしたが、疲れからか2試合目と比べると大人しくなってしまいました。この試合では、課題として収穫の見えた試合でした。相手の外の選手が中の選手とワンツーで外⇒中⇒外とボールが動いた時に、サイドの選手が中に入ったボールに吊られて中に入り、外にはたかれた瞬間に反応しましたが、中に1,2歩入った分の遅れで、外の選手に振り切られてしまい、外の選手の対応にCBが吊り出され、CBの空けたスペースに走りこまれ、合わされ失点したシーンと、同じように崩され、CBが中で我慢を選択したが、中にドリブルで切り込まれ、入らなかったもののシュートを打たれたシーンがありました。中に入れられてしまったボールは、サイドの選手の対応ではなく、センター の選手に任して、相手のサイドの選手をケアしなければならない事、抜けだされた後のCBのチャレンジは間違えていないが、CBの1枚が吊りだされたらそのスペースを使わせない為に残りのCBが対応しなければならず、逆サイドの選手もファーポスト側のCBとして動かないといけない事、それらの指示をGKが出せるようになる事、間に合わなければ、空いたスペースにGKが予測し飛び込む勇気を持つ事、をもろに分かりやすく経験できました。
今回7ゴール中5ゴールがCBの得点です。今年の夏島のパターンでもありますし、CBがゴールを奪いに行く事自体悪い事ではありませんが、試合の中でリスクを背負う事という意味では間違いありません。FWやMFの前の選手がゴールを奪えた方がDFは相手の攻撃への対応の準備も出来ます。ゴールを奪う自分なりの型を見つけるのも大切です。今回、有意義な経験をする事が出来ました。同じ失敗を繰り返さない様、そして成長出来る様にこの経験を生かして下さい。