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大会についてのつぶやき★U10 三浦半島大会2回戦

日時:2013年2月9日(土)大会名:三浦半島大会2回戦
会場:沼間中学校


●FC夏島 1−6 武山



武山は確かに強いのですが、この試合は武山と戦う前に“霜”に負けてしまったようです。

第一試合の夏島が会場に着いたころには前夜に降りた霜が完全に溶けていました。グランドの表面をうっすらと水分が覆ってボリビアウユニ塩湖のよう。ここで22人が駈け回ればグランドはグシャグシャドロドロなのは試合前から容易に想像が付きました。

試合が始まってみると、やはりズルズルとよく滑り、踏ん張りが効かない様子。皆が皆、転ばないよう動くことばかりに気を取られていたように見えました。

そんな中1人気を吐いたのがコウヘイ。転んだり滑ったり、気にする素振りはまったく見られず自分の目の前にボールや選手が現れれば果敢に挑んで行きました。何度も転んでユニフォームも泥まみれ。ボールを奪えばドロドロのグラウンドの上で果敢にフェイントを仕掛け何度も何度も相手を抜き去りました(いつになくキレキレ!)。相手右サイドとのマッチアップは互角かそれ以上でした。
しかし前半はそのキレキレのドリブルで抜いた後のプレイが抜群に悪く(笑)、相手に詰められてはヨシテルに押し付けるようにパス。そこで取られてピンチを招きました。しかしそこを後半はしっかり修正できたのは偉かった。ドリブルで抜いた後はしっかりルックアップ、ヨシテルとも声を掛け合って、相手を引き付けて詰められる前にスルーパス。ようやくウイニングイレブンの成果が出た(笑)。ピンチを減らしてチャンスを増やしました。

とは言え1人気を吐くコウヘイをよそに足元の覚束ない選手が夏島には多く、一方ダイレクトパスを多用した武山のパスサッカーは良く機能し試合はワンサイドゲーム。夏島のチャンスらしいチャンスもないまま試合終了を迎えました。

サッカーではメッシが11人でも、クリロナが11人でも強いチームは作れない、と言われます。色々な個性や特徴を持った選手が集まってハーモニーを奏でる、そんなチームが良いチームだったり強いチームだったりするからです。全くもって異論はありません。少しズレた話を承知でするなら、今日はコウヘイが11人いたら、もっと良い試合になってたと思います。ハートの部分、気持ちの部分はお揃いでも良いかな、と思います。

全体で見ると、さすがに5点目、6点目の後は意気消沈してコーチから「声出してけ〜!」と言われましたがくじけずに声も出してました。また6点差が付いてても「まず1点〜!」と言う声が出て、「まず1点から」と言う雰囲気も僅かながら漂って来たのは(笑)、成長の表れかなとも思います。

去年の三浦半島大会も氷雨そぼ降る悪天候、ドロドロのグラウンドの中、TADOに0-1で負けて初戦敗退しました。あの試合こそ気持ちで負けた試合です。雨ニモ負ケズ、泥ニモ負ケズ、霜ニモ負ケズと克服して行きましょう。

まぁでも、武山は今日も強かった(笑)。もっと良い試合が出来るように頑張ろう!

最後に 対戦していただいたチームの選手達 関係者の方々 応援に来てくださった後援会の皆様 ありがとうございました。

FC夏島 U10 担当:土田

2013/2/9


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