スーパーリーグ最後の試合です。次の2点をポイントに、話し合いと、アップをしてもらい、しっかり勝ちきって締めることを伝えて試合に臨みました。
・コミュニケーションを高めるために試合前にできること、試合中にできることは何か。
・前回、会場移動があった日の移動先での試合で、気持ちが入っていなかった失敗を今日はどうすればよいか。
午前中と同じく2-3-2でしたが、GK、DFはしっかり固めていました。軸2名が不在でしたが、うまくバランスがとれている布陣でした。複数のポジションができる子が増えていて、不在でも極端に戦力ダウンしなくなってきたことが心強く感じました。最初は、狭いエリアでの攻防が続き、大きなピンチこそありませんでしたが、自分達のサッカーができていませんでした。バランスはいいものの、受け手の動きが少なく、なかなか繋げることができていませんでした。しかし、シュウトのコーナーキックからのソウタのジャンプヘッドでの先制ゴールで、子供達の動きが変わりだし、それぞれの役割を認識してプレーしだし、徐々に広く展開するようになって、後半はゲームを支配していて、軸不在を感じさせない、 見ていて楽しいサッカーでした。意思疎通のズレはまだまだ沢山ありますし、直ぐに良くなるものではありませんので、平日も仲良く遊び、日々深め合ってください!!
今日はコート外でも、ひとつ収穫がありました。普段はコートの中にいるチカラですが、ベンチから「縦に勝負できるよ!」と言っているシーンで、「君もそこで中にパスしちゃうんだよ」と言った後の考え深い顔がよかったです。外から見ることで、自分のプレーをレビューできる感覚は掴めたでしょう。
U10担当:浅野
●2013年度スーパーリーグ5D総評
この日で夏島U10は、全日程を終了し、10勝2敗・勝点30(得点35失点12)で2位/7チームという好成績で終えました。選手達は、5年生リーグでも、優勝を目指していて首位チームに負けた時も大いに悔しがっていましたが、何よりも、12試合で12失点というのは、立派だと思います。
今年度のスーパーリーグは、試合の中での判断を早くする事をテーマに5年生のリーグに参加し、フィジカルで勝てない中で、蹴らずにつなぐ事を大前提に取り組みました。途中、いろんな面で上手くいかない事もあり、今もまだまだではありますが、最近では、個々の判断や声掛けも出て来て、見ていても楽しいサッカーが出来る様になり、そのうえで指導者として、大事にしている“個”の部分もだいぶ伸びてきた選手も増えてきました。
今後は、引き続き個人技を磨き、少しずつ浸透してきたつなぐサッカーを磨きつつ、チームの中でのコミュニケーションや和というものを意識して、より全員の意識が整ったサッカーが出来ればと思います。約半年に及ぶ、リーグ戦で大いに選手達のチャレンジの場とする事ができました。4年生も半分を過ぎました が、高学年に向け、残りの5ヶ月間で個人もチームもベースアップ出来るようにチャレンジしていって下さい!!